新消防艇『かわさき』いよいよ本格活動へ!

3月26日に川崎市の新消防艇「かわさき」就役記念式典が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止に極めて重要な時期のため式典は中止になりましたが、見学会が開催されましたので行ってきました。
新消防艇は、更新した「第5川崎丸」に比べて大型化したほか、高所から放水できる放水砲を備え、石油コンビナート火災などへの対応力を強化している。操船に慣れるための習熟期間約1ヶ月間を経て、本格的な活動を始める。
消防局によると、海に漂着物が増える大震災時にも活動できるように、プロペラではなく、水を吐き出すことで推進するウオータージェットを採用したとのこと。夜の海に落ちた人をスムーズに救助できるように、赤外線カメラやサーモグラフィーを装備。大型化によって後方の甲板のスペースが生まれたことで、消防ヘリから人を揚げ降ろしするなど航空隊との連携が可能に。隊員たちが長期間活動できるように、簡易キッチンや六人分のベッドがある待機室を整備している。