子どもの貧困や児童虐待の根絶を進めます。
日本は、資源の少ない国ですが世界に誇る資源があります。それは「人」です。どんなに厳しい状況にあっても、思いやり・礼儀正しさ・勇気をもって乗り越えてきた諸先輩方のDNAを受け継ぎ、日本の将来を担う子どもの健やかな成長は、ご両親の願いでもありますし、国民の願いでもあります。
しかしながら子育ての現実として、少子化高齢化の急速な進展と両親と子どもだけの核家族の増加もあって、母親が祖父母の指導や援助が受けられない、子どもの成長に応じた接し方・育児方法がわからない、相談できる人もいないという厳しい状況に追い込まれてしまった結果、心を痛める事例が多く報道されています。
私は、地域・社会において皆で支える視点で、行政の支援として、より頼りになる児童に関する相談体制の構築に向け、児童福祉司の増員を進めるなど、子どもの貧困や児童虐待の根絶に取り組みます。
待機児童の対策を進めます。
川崎市が把握している就学前児童数については81,342人(平成30年4月時点)であり、毎年増加しています。ご夫婦共働きをされながら子育てをしている家庭が増えている中、市の待機児童解消に向けた取り組み強化により、毎年受け入れ枠拡大していますが、未だ待機児童が解消されていない状況にあります。
こうした状況を踏まえ、保育施設の増設はもとより、保育士の確保と保育資質の向上を図り、市民・区民が安心して預けられる環境整備が必要と考えます。保育士の資格取得の助成や処遇の改善、保育所・幼稚園や小児医療費に関わる経済的負担軽減に取り組みます。